4.一回戦第4試合
東京セレソンDX 対 チャリT企画 (2006.5.31)
スカパーのフジテレビ721で放送中の「インプロ!」。5月30日は第4回。一回戦第4試合で、これが一回戦の最終試合。対戦は東京セレソンDX(デラックス)対チャリT企画。
まずは代表3人ずつでそれぞれ15分芝居を作る「3on3」。最初に与えられた設定は「パラダイスホテル」。パラダイスホテルという固有の場所があるわけじゃなくて、それぞれが考えるパラダイスなホテル、でいいとか。3分経過ごとに与えられたお題は「臭いくつ下」「鼻血が出る」「タイムカプセル」、終了3分前に出されたエンドセリフは「きっとまた戻って来るかな?」。
東京セレソンDXの3人は支配人、従業員、支配人の弟(子供)の配役。チャリT企画は支配人、従業員、求人広告を見てきた女の配役。両者とも支配人・従業員という普通の配役で、内容でも「パラダイス」を描けず、いまいち盛り上がれず。
代表一人ずつで10分芝居を作る「1on1」では、シチュエーションが「刑務所の中」で、東京セレソンDXの人が「サッカー選手」、チャリT企画の人が「カメラマン」に。刑務所の中という設定で、二人とも犯罪者になってしまったのは仕方ないとしても、二人とも殺人犯というのは・・・いまいちだったかも。床に散らばったたくさんの紙の中から3枚ずつ拾って使うというルールだが、今回もチャリT企画の人が2枚しか・・・。ほんと、あり得ないよなあ。
ちなみにこの日拾った5枚は「ここが僕らのエデンだ」「この国はやがてほろびる」「人事部行ってきます」「君、当社の基本方針を三つ言いなさい」「すみません、僕がやりました」。
観客による審査(投票)の結果、東京セレソンDXの勝ち。
第2回から第4回までの6劇団を見たが、普段の稽古でインプロをやっているのは弾丸MAMAERだけじゃないのかなあ。単に即興芝居をやってるだけで、エチュードと勘違いしてるんじゃないかと思ってしまう。知り合いのインプロの達人のスゴイやつを知ってるので、全く楽しめないものになってるが、どうなんだろうか。いったい何がダメなのか、教えて欲しいよ。
次回からは2回戦。勝ち上がりの弾丸MAMAERが文学座(6/13)と、東京セレソンDXが欽ちゃん劇団(6/27)と戦う。
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