週刊StagePowerTopPage
日刊StagePower

乾坤一滴
NYの日本人俳優
西山水木の使い方

野平総研!!
テレビ文芸時評

レコメンの殿堂
お気楽鑑賞記
目撃者
TheStageTribune
特集:さいたまGT
特集:小劇場史
週刊SP企画室

NEWSバックナンバー
過去の連載・記事
取材のお願い
Onlineインタビュー
このサイトは?

小劇場演劇史記録プロジェクト

(2006.7.20 START!)
'80年代の小劇場ブームを記述した本は多い。しかし、'90年代以降のものが意外と少ないと感じる。また、演劇史全体やその他の文化と対比したものも少ない。下記はそれをやってみようという試み。上の表が「小劇場演劇史」の概略を簡単に記したもの。下の表は、もうちょっと詳述したもので、演劇(新劇や商業演劇を含む)全体と文化史を対比したものである。ただし、当然のことだが独断で抜き出している。まだまだ途中です。思いつくたびに少しずつ編集していきます。(まだ50%)
ぴあテン30年 歴史20傑 演劇市場構造2006
( 2006.8.1 update )

最短小劇場演劇史

早読み小劇場史






1963 ■状況劇場旗揚げ「恭しき娼婦」
1964
1965
1966
1967 ■天井桟敷旗揚げ「青森県のせむし男」
1968
1969 状況劇場、新宿中央公園事件「腰巻お仙・振袖火事の巻」
■「少女都市」公演中の状況劇場と天井桟敷が渋谷で乱闘
1970
1971
1972
1973


1974 ■つかこうへい事務所設立
1975 ■天井桟敷 市街劇「ノック」





1976 ■つかこうへい事務所、紀伊國屋ホール進出「熱海殺人事件」
1977
1978 ■天井桟敷「奴婢訓」■状況劇場・根津甚八退団
1979 ■天井桟敷「レミング」■西武劇場「青ひげ公の城」
1980 ■つか事務所「蒲田行進曲」初演■状況劇場・小林薫退団
1981 ■天井桟敷「百年の孤独」■夢の遊眠社・紀伊國屋ホール進出「少年狩り」(伊藤蘭)


1982 ■つか事務所「蒲田行進曲」2ヶ月公演後活動停止
■螳螂「聖ミカエラ学園漂流記」初演






1983 ■第三舞台最後の大隈裏「デジャ・ヴュ」■寺山修司死去
1984 ■スズナリ5劇団近未来作品公演■WAHAHA本舗旗揚げ■チケットぴあ開始
1985 ■第三舞台・紀伊國屋ホール進出
1986 ■夢の遊眠社・代々木体育館公演■状況劇場「ジャガーの眼」■東京乾電池「お茶と説教」
1987 ■状況劇場解散
1988
1989 ペーパーカンパニー「広島に原爆を落とす日」本多劇場
1990 ■東京サンシャインボーイズ「12人の優しい日本人」初演■つかこうへい事務所「飛龍伝'90」(富田靖子)■青年団「ソウル市民」
1991 ■悪人会議「ふくすけ」■維新派「少年街」


1992 ■夢の遊眠社解散■キャラメルボックス、シアターアプル進出








1993 ■ナイロン100℃結成■三谷×パルコ「ダァダァダァ」
1994 ■NODA MAP旗揚げ■東京サンシャインボーイズ休団
1995
1996 ■阿佐ヶ谷スパイダーズ結成
1997 ■新国立劇場開場
1998 ■蜷川幸雄「身毒丸」(藤原竜也主演)








1999 ■ホリプロ+新感線「西遊記」
2000
2001 ■青山演劇フェス終了■第三舞台、10年間封印(休団)発表
2002 ■ジャニーズ事務所、東京グローブ座買収■ハイレグ・ジーザス解散■ジョビジョバ解散
2003
2004 ■中島らも死去■猫ニャー解散
2005 ■新国立劇場演劇研修所開校■アミューズとホリプロが劇場運営へ
2006




演劇史+文化史

小劇場史 演劇史






1963 状況劇場旗揚げ「恭しき娼婦」 1963 (アニメ「鉄腕アトム」放送)
1964 1964 (東京オリンピック)
1965 1965
1966 1966
1967 天井桟敷旗揚げ「青森県のせむし男」 1967
1968 1968 (アニメ「巨人の星」放送)
1969 状況劇場、新宿中央公園事件「腰巻お仙・振袖火事の巻」
「少女都市」公演中の状況劇場と天井桟敷が渋谷で乱闘
1969
1970 1970
1971 1971
1972 1972 ぴあ創刊
1973 1973


1974 つかこうへい事務所設立 1974 (ツービート結成)
1975 天井桟敷 市街劇「ノック」 1975 東京キッドブラザーズに柴田恭平デビュー
(タモリ、深夜放送に登場!)
(第一回コミックマーケット開催)





1976 つかこうへい事務所、紀伊國屋ホール進出「熱海殺人事件」 1976
1977 1977
1978 天井桟敷「奴婢訓」
状況劇場・根津甚八退団
1978 (YMO発売)
1979 天井桟敷「レミング」
西武劇場「青ひげ公の城」初演
1979 (「お笑いスター誕生」放送)
1980 つか事務所「蒲田行進曲」初演
状況劇場・小林薫退団
1980 スーパーエキセントリックシアター、アミューズ所属に
オンシアター自由劇場「上海バンスキング」@博品館劇場
(漫才ブーム)
1981 天井桟敷「百年の孤独」
夢の遊眠社・紀伊國屋ホール進出「少年狩り」(伊藤蘭)
1981 ホリプロ「ピーターパン」初演
つかこうへい「蒲田行進曲」で直木賞


1982 つか事務所「蒲田行進曲」2ヶ月公演後活動停止
螳螂「聖ミカエラ学園漂流記」初演
利賀フェスティバル開催
彗星'86東京公演「踊子」
1982 (「ひょうきん族」が「全員集合」を抜く)






1983 第三舞台最後の大隈裏「デジャ・ヴュ」
寺山修司死去
アリスフェスティバル開始
1983 四季「キャッツ」初演
唐十郎「佐川君からの手紙」で芥川賞
(任天堂「ファミリーコンピュータ」発売)
1984 スズナリ5劇団近未来作品公演
WAHAHA本舗旗揚げ
新感線「宇宙防衛軍ヒデマロ」
1984 チケットぴあ開始
1985 第三舞台・紀伊國屋ホール進出 1985 (パソコン通信登場)
1986 夢の遊眠社・代々木体育館公演
状況劇場「ジャガーの眼」
リリパットアーミー設立
流山児☆事務所「ラストアジア」
東京乾電池「お茶と説教」
1986 演劇ぶっく創刊
加藤健一事務所俳優教室開設
野田秀樹、日生劇場「十二夜」演出
1987 状況劇場解散
青山演劇フェスティバル始まる
1987 宮本亜門「アイ・ガット・マーマン」初演
1988 パルテノン多摩小劇場フェスティバル開始 1988
1989 ペーパーカンパニー「広島に原爆を落とす日」本多劇場
つかこうへい活動再開
大世紀末演劇展開始
1989
1990 東京サンシャインボーイズ「12人の優しい日本人」初演
つかこうへい事務所「飛龍伝'90」(富田靖子)
下北沢演劇祭開始
青年団「ソウル市民」
1990 水戸芸術館開場
1991 悪人会議「ふくすけ」
第三舞台、3年休団へ
ガーディアンガーデン演劇フェスティバル開始
維新派「少年街」@汐留貨物跡地
1991 (Web登場)
(少年ジャンプ、600万部突破)


1992 夢の遊眠社解散
キャラメルボックス、アプル進出
1992 シアターガイド創刊








1993 ナイロン100℃結成 1993 三谷×パルコ「ダァダァダァ」
1994 NODA MAP旗揚げ
東京サンシャインボーイズ休団
1994 地球ゴージャス設立
木村拓哉主演「洒落男たち(モダンボーイズ)」(RUP)
香取慎吾主演「怪談・にせ皿屋敷」(RUP)
(ソニー「プレイステーション」発売)
1995 堤泰之「ラフカット」開始 1995 草g剛主演「フォーティンブラス」(RUP)
CS放送演劇専門チャンネルのシアターテレビジョン設立
1996 阿佐ヶ谷スパイダーズ結成 1996 稲垣吾郎主演「夜曲」(RUP)
アーツプラン21開始
1997 1997 新国立劇場開場
1998 1998 蜷川幸雄「身毒丸」(藤原竜也主演)








1999 1999 ホリプロ+新感線「西遊記」
2000 2000 新国立劇場「太平洋序曲」初演(宮本亜門)
2001 青山演劇フェス終了
第三舞台、10年間封印(休団)発表
2001 モーニング娘「LOVEセンチュリー」@日生劇場
野田秀樹の脚色・演出で初の歌舞伎公演(主演:中村勘九郎)
2002 ハイレグ・ジーザス解散
ジョビジョバ解散
2002 ジャニーズ事務所、東京グローブ座買収
2003 2003
2004 中島らも死去
猫ニャー解散
こまばアゴラ劇場が劇場費無料に
2004 ぴあ総研「エンタテインメント白書」発刊
2005 2005 新国立劇場演劇研修所開校
アミューズが新宿コマ、ホリプロがアートスフィアと連携発表
2006 ガーディアンガーデン演劇フェス開催未定に
パルテノン多摩小劇場フェスティバル休止
2006


■参考資料
  • 初日通信(著)「芝居狂いがうつる本2〜「初日通信」1984-1989」JICC出版局(1989.10.5)
  • 初日通信(編)「TOKYO芝居探検隊(改訂版)」JICC出版局(1990.10.10)
  • 東京芝居探偵団(編)「芝居に行こう!〜小劇団・小劇場早わかりハンドブック」KKロングセラーズ(1990.12.10)
  • 別冊太陽「現代演劇60's〜90's」平凡社(1991.3.14)
  • 扇田昭彦(著)「日本の現代演劇」岩波新書(1995.1.20)
  • 「特集:劇場へようこそ。」(「東京人」1997年11月号)教育出版
  • ぴあ+シアターガイド(編)「シアターワンダーランド」ぴあMOOK(2005.3.30)
  • 「特集 この小劇場を観よ!」(「ユリイカ」2005年7月号) 青土社
  • 扇田昭彦(著)「才能の森〜現代演劇の創り手たち」朝日新聞社(2005.11.25)
  • 小森収(著)「小劇場が燃えていた〜80年代芝居狂いノート」宝島社(2005.12.15)
  • 金田信一郎(著)「テレビはなぜ、つまらなくなったのか」日経BP社(2006.6.27)



週刊StagePower