はじめに (2006.5.2)
「インプロ」とは即興(Improvisation)のことだが、近年、きっちり体系化され、ひとつのエンタテインメントの舞台として、普及している。もともとは1990年代初頭に、「シアタースポーツ」として日本にも紹介され、「スポーツ」すなわち即興劇の対抗戦を見せるものとして有名になった。2000年前後に、さまざまなインプロチームがそれぞれ劇場でインプロ興行を行い、それなりの評価を受けるようになっていた。また、俳優の稽古として、その体系化されたインプロが導入され、さまざまな劇団が実施するようになっている。さらには企業の社員研修にも採用されるまでになっている。現在、代表的な団体として「インプロ・ジャパン」や「インプロ・ワークス」などがある。この番組は、インプロ・ワークスの協力で制作されている。
さて、スカイパーフェクTVのフジテレビ721で4月から始まった番組「インプロ!」は、劇団対抗の即興劇でトーナメントを行う番組だ。全国から10の劇団が選ばれ、毎回2劇団の対抗戦を見せるという。司会は升毅。隔週放送。(初回放送後、再放送が5回ある) また、アシスタントのフジテレビアナウンサーは2回ごとに代わり、遠藤玲子>斉藤舞子>中村仁美>政井マヤと変化した。だんだんリアクションが良くなっているような・・・。
6月からフジテレビオンデマンドで「インプロ!」のネット配信が開始された。特定プロバイダ会員か、コンテンツ会員になる必要がある。>フジテレビ On Demand
【一回戦】
4/18放送 第1回 劇団東京乾電池 × InnocentSphere
5/2放送 第2回 弾丸MAMAER × 劇団ビタミン大使「ABC」
5/16放送 第3回 宇宙堂 × 劇団インベーダーじじい
5/30放送 第4回 東京セレソンDX × 劇団チャリT企画
フジテレビ721「インプロ!」
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