小丸
| 小林さんは「青空のある限り」があって今回の作品に出演、手塚さんは「青空〜」があって「坂手塚」があって、で、今回の作品です。で、小林さんに手塚さんの印象を聞いたら<軟体動物>という感じだそうで…
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部員
| アメーバー?
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小林
| アメーバー…、ああ、アメーバー(笑い)
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手塚
| 植動物
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小林
| なあに…?(笑)
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手塚
| 植物みたいな動物みたいな
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小丸
| ナイロンとはなかなか一緒にやれないですか?
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手塚
| お話は何回か頂いたんですが、僕のスケジュールがあわなくて。ケラとは会って、又やろうねって話はしてるんですけど…なんか、二人とも随分年とったほうが面白いかな…っと思って…又やるのは40過ぎてから…
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小丸
| 想像つかないすけど(笑)手塚さんケラさんの40とか…
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手塚
| だってもうすぐだもん、ケラは…
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小丸
| そうですか
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手塚
| う〜ん…俺もだけど(笑)同い年だし(小林さんの笑い声があがる)
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部員
| あ、同い年ですか
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手塚
| う〜ん、ケラも俺も、坂手さんも同い年なんですよ
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小丸
| えー!
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手塚
| 松尾スズキとかね、あのへんは皆
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小丸
| ははーー、っとそんなところに感動してもしょうがないですけど、でも意外だなあ…!
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手塚
| 意外だよねー
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部員
| ええー
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手塚
| 坂手さんと、ケラと僕…
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小丸
| 全然違うもんねー、うーん、坂手さんと、ケラと並んでるところとか観てみたい…
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小丸
| えーと、じゃあ、手塚さんの小林さんの印象は?
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手塚
| 「青空」で始めてお会いしたんですけど…非常に可愛らしい人だなあ…という印象でしたね最初は、うん、稽古の最中は…ものすごく年下なんだとおもってました(笑)
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小丸
| 小林さんはほんと、可愛い人なんですか?
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小林
| いえ、そんな事ないんですよ(と恐縮する姿がかわゆい…)
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小丸
| なんて答えろというんだ…ですね(曝) (編集部員に)小林さんの出演作はよく観てるんですか?
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部員
| 青空、青年座のプラスティク、イーハトーボの劇列車、NGPの作品…
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手塚
| 青年座にもちゃんとでてるんだね
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小林
| 出たの(笑)
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小丸
| 小林さんはニフティにも書き込んでるんですよね。
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部員
| けっこう書き込んでもらってるんです。
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小林
| 最近は忙しくて…
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小丸
| 書き込んでください
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小林
| はい
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部員
| 今迄で、自分に一番近い感じのお芝居ってやったことありますか?
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小林
| イーハトーボ
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部員
| 自分の年令とか感覚の中で?
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小林
| 感覚もあるし、古い、性格っていうか…
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部員
| お兄さんおもいなところ?
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小林
| うーん、なんか、井上さんのホンが自分にすごく入って来てた…
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部員
| ナチュラルな芝居だった?
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小林
| あれは、うん、けっこう好きでした。
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部員
| 坂手塚の手塚さんも凄く強烈だったんです。
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手塚
| あ、そうですか
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部員
| あれは作りながらやってくイメージが強くて、
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手塚
| あ、そうですね
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小丸
| 強烈ってどういうところが? あ、他にも出演されてたのを観ていて違った?
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部員
| ええ、で、坂手さんも物凄く個性的だったんですよね。
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手塚
| そうですよね、そうとう面白かったですよ。
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部員
| ねえ!
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手塚
| 毎日面白かったなあ…
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部員
| あれはさぐりながらやる感じだったんですか? 毎日がリニューアルっていうか
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手塚
| そうですね、役者さんとして立っているんですが、役者さんじゃないんで、そういう人とタイになってお芝居作る経験ってあんまりない、ですよね。その後に野田とやって、野田とやった時もそうだったんですけど作家さんとかとやると、物凄く早いんですよ先が、先を読むのが…
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部員
| ああ(感心してる)
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手塚
| だからそういう人って役者さんで、あんまりいないタイプの人なんで、その時は何が面白いか分かって無かったんですが、後で考えると、そういうところが面白かったんだな、坂手とやってて…っていう…
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部員
| そうすると、稽古の時に、ダメだしってへんなんですけど二人だけでしょ?
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手塚
| そうですね
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部員
| と、段取りっぽく無く、内容から入っていくんですか?
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手塚
| そうですね、ダメだしっていうことも、あまりやらなかったですかれね
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部員
| ふーん
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手塚
| お互い、大丈夫大丈夫って言い合っていた感じかなー
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小丸
| それおもしろい
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手塚
| そう、面白い面白いって言い合ってた…感じでしたねえ
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小丸
| 二人だけでやってたんですか?稽古は
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手塚
| いや、一応舞監さんがいたんですが
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小丸
| 舞台監督さんがいて
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手塚
| 舞台監督さんも、俺等だけしかしらないっていうか紙におこしてないんで、何をこの人たちやってるかわかんないから、
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小丸
| 裏方たいへんだろうなあ(曝)
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手塚
| ええ、大変で、スタッフの方達には申し訳ない事をしたなあ…って
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部員
| 坂手さんを客観的に観て、何かいってっくれる人はいないんですね? それは、もう手塚さんが…
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手塚
| 僕ですね。僕が、もう、それは役者じゃないだろう…とか、それは演技じゃ無いだろうとかいったり…(笑)
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小林
| (笑)
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手塚
| せりふ覚えをなんとかしれくれっていったり…(笑)
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部員
| いろんな演出家の方とつきあっていらしたとおもうんですが、特性というか坂手さんの演出家としての印象は?
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手塚
| 坂手さんはどちらかというと演出家より作家さんなんです。
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小丸
| うん、作家だと俺も思う…
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手塚
| 作家と演出家をかねているいろんな劇団の人とやりましたけど、大概作家寄りの人が多いんですけど、その中でもものすごく作家寄りの人ですね。演出として立ち上げて来るものが、ものすごく作家さんがたちあげてくるものに近いから、そこにあてはめて、演技を考えていくということが、そこがま、役者として大変なとこでもあるし、面白かったりするところでもあったり…。
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部員
| なんか、説得、役者の方が説得しやすいとか、そういうのはないですか?
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手塚
| そういうのでもないみたいですね、うん、世界観とか空気っていう事を僕ら紙の上で感じて、つくったりしなきゃいけなんですけど、そこを、いち早く提示してくれる、それは、あんまり演出家さんはそれをタッチしないんですよ、で、皆がいろんなアンサンブルの中から出てきた空気をどうしようかって事を、演出家さんって考えるのが仕事なんですけれども、
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小丸
| うんうん
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手塚
| …作家さんはもう先にそれがわかっちゃってるんで、まずそれを提示して演技を当てはめてくって感じなんで、そういう意味ではね、まず作家さん独特の演出の仕方っていう気は、すごく…
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部員
| ああ
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手塚
| 今回初めてなんですけどね僕、演出されるのは
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部員
| あ、
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手塚
| 坂手塚演出されてないから
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部員
| あ、ちゃんと、演出家席にいてという意味で
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手塚
| そ、それはすごく良く感じますね。でも、だいたい、ケラもそうだし、松尾スズキ君もそうだし、だいたい書いて演る人は野田さん以外はそういう人が多いですね。
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部員
| やっぱり、自分で書いたイメージの中に入っているから技術的に、「じゃ、どうして下さい」っていうよりはイメージを伝えていく…
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手塚
| うん、それが一番いい。作品の空気感を大事にしたいっていう感覚が作家さん独特なんじゃないかな…
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部員
| それは、初耳っていうか
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小丸
| うん、でも、ま、坂手さんはほんと、作家っていう印象がありますけどね…
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部員
| 小林さんも、坂手さんの演出は始めて…
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小林
| 初めてなんです。
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部員
| 本が…(分厚くて)大変…
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小林
| ホンが…?(笑)
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部員
| 覚えるの…(笑)
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小林
| わたしなんか、まだ、今回はいいほうで…
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部員
| 坂手さんのはセリフが多いなっていうイメージがわりと…内容が濃いというか
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小林
| 情報量が多い…
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小丸
| 情報量が多いですね、うん。
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小林
| それが、なんか全部やっぱわかんないといけないし…でも、坂手さんとても親切でわかんないこと説明してくれたりするし…
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手塚
| それで又わかんなく…させてるような(笑)
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小林
| ああー(曝)
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手塚
| 説明になってなかったり…ね(笑)
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小林
| (笑)
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小丸
| 新しい情報が入って来るんでしょ、どんどんどんどん…
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部員
| 実は今日はあえて、作品の内容を知らない儘きたんですが…『天皇と接吻』ってけっこう過激なタイトルってイメージなんですが、ひとくちにいってどんな作品ですか?
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小丸
| 手塚さんからまず…
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手塚
| そうですね、タイトル自体は元の評論集があって…
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部員
| 原作…
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手塚
| 原作ではないんですけどね、ストーリーがなくて、評論だけの…事実だけを羅列した、良く出来た評論集なんですけど、それを坂手さんがストーリーでおこしているんですけれども、評論を原作にしてる分情報量が物凄く多くて…
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小丸
| そうかそうか…
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部員
| わりと知識を観客に伝える部分があるって感じ…?
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手塚
| うーん、知識っていうのがそのまんま作品世界に繋がっちゃうって事が多い、情報なんで…無駄な台詞が無いっていうセリフになっていて、すぐ聞く方が…
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部員
| 一行飛ばすと…(笑)
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手塚
| そうなんですよ
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小林
| (笑)
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小丸
| (笑)
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手塚
| そこですよねえ、問題は…飛ばしまくりますからね…(笑)…僕とか…
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小林
| やってる人が…(笑)
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手塚
| だから、お客さんは耳掃除をしてきたほうが…いいかも
|
小林
| (笑)
|
手塚
| …って言う感じですねえ…うん(曝) で、作品の方は読んで字のごとしですね、ま、演劇ってどっちにしても左より…のものだから
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部員
| ええ…
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手塚
| ま、時期的におおいんですけどね、君が代とか日の丸の問題があった年だったんで、それに、丁度、決定打…ですかね。
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小丸
| (笑)
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手塚
| 決定打の芝居…。
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小丸
| 舞台、現代なんですよね、これ…
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手塚
| 層がね、二重になってまして…
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小丸
| あ、そうかそうかわかりました、うん。
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手塚
| 底の方が…う〜ん。坂手さんとしてはそういう世界観をもって作品を作った事がないらしいので…
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小丸
| なんか、歴史的な話になるのかな…と…戦後とかという…
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手塚
| ものすごく今という…今の高校生とシンクロしてくるところが坂手さんとしても冒険のところですねえ。
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小林
| キャメロンです。(今回出演のキャメロンがインタビューの部屋へ)
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小丸
| はじめまして
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手塚
| 日本語ベラベラです。(笑)
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キャメロン
| ベタベタですね(笑)
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部員
| ここは夜型の稽古ですか?
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手塚
| 最初はそうだったんですが、今は昼から
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部員
| じゃ、一日中
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小丸
| なんか、12時頃までとか…
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手塚
| ええ、みんな稽古が好きで好きでしょうがないんですよ
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小林
| (曝)
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部員
| もうないてもわらっても、今週…っていうか。
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小林
| そんなかんじです。
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手塚
| ええ、みんなもっともっと稽古場にいたいっていう感じですね。
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部員
| 出演者おおいんですよね
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手塚
| ええ、20人かな
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部員
| その分セリフが分散できる…。
|
手塚
| そう…ですね。
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小丸
| お客さんは大変かな…情報量を逃すとわかんなくなるとおもうから…
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手塚
| 二重構造になってますんでね、そのへんは…
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部員
| 二重構造ってのはみんな(FSTAGERは…)慣れているんです。三重構造もあったり
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手塚
| ありますからねえ
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小丸
| ああ、慣れてる…
|
手塚
| でも、そういうものを見る感覚とはちょっと…坂手さんのは作る二重構造とはちょっと、違ってまして、う〜ん、ですから面白いすよ。
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部員
| ユニークですよね、坂手さんの作品は見に来るたびにびっくりするし…、前回は御覧になったんですか「東京裁判」?
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手塚
| ええ観ました。
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部員
| あまり知識なく、中におはいりになったんですか?あの船の中に?
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小林
| ええ、全然しらなかったんです。
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手塚
| あ、僕は知ってましたよ。初演も観てるし…
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部員
| 初演は全然違うんですか?
|
手塚
| 演出はほとんど同じでしたけど、セットが小さいところだったんで…
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部員
| 又それはそれで臨場感があったのでは?
|
手塚
| あの時はねえ、検事役を坂手さんがやってたんですよ
|
小丸
| ああ
|
部員
| それって、又観たかったですね。
|
手塚
| ええ、面白かったですよ、それで、坂手塚っていう案が出たんですけどね、僕、その時の坂手の印象が忘れられなくて…
|
小丸
| 手塚さんが坂手さんを出すっていうふうに…?
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手塚
| なんかやろうよって言うから、坂手が出るんだったら…って事で
|
小丸
| それはいいなあ…
|
部員
| パート2、皆期待してますけど
|
手塚
| ああ、やるとしても全然違う、坂手塚二人が出ないってやつやろうかな…っておもってましてね。
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小丸
| それもいいなあ…
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部員
| 坂手さんと組むって意味では「坂手塚」以来ひさしぶりの手塚さんなんで、周囲の人も手塚さんが出る、久々のジョイントだってよろこんでいるんです。ま、ほとんどニフティの情報なんですけども、でニフティでは小林さやかさんのファンがいっぱいいてこういう身近なところで出てもらえるっというのでほんとはオフをしたかったのですが、この秋いろんなオフ企画が出てしまってうまくいかなかったのが残念なんです。
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小丸
| ま、皆さんそれぞれでみられるでしょうし、レビューもあがりますので読んでください。
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小林
| はい
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部員
| あのさやかさんは健康管理とかどうなさってるんですか?こういう平凡な事聞いていいかどうか…
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小丸
| あ、聞いてください。
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小林
| 一杯食べる(笑)よく寝て、良く笑う(笑)
|
部員
| 手塚さんは舞台で見ると大きく見えるんですが…
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手塚
| ああ、そうですか…
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部員
| でも、実際はタイトな方ですが、食が細いとかあるんですか?あ、こういう下世話な質問いいんですか?(小丸に いい、いい>小丸)
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手塚
| あんまり食べないですよ、僕…うん、基本的に…
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小林
| あんまり、食べているっていう姿観ない…う-ん。
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手塚
| うーーんかもしんないっすねえ。あんまりみせてないかも…。
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部員
| 食べるけれど、食べる事に執着がない…?
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手塚
| 体重に関しては10キロぐらい上限下限どっちにでもできるんですよ。
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部員
| それ、うらやましいですよね。
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手塚
| だから、映画とかによったり舞台によって変えたりする事もあるんで
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小林
| 生活感ないですよ…
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小丸
| ないですよねえ
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小林
| 生活とかしてなさそうだあ。
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手塚
| キャメロンはするけどねえ。
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小林
| キャメロンはすんごいしてるけど…(笑)
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小丸
| 手塚さんは自分で本書いてっていうのは…?
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手塚
| 本書いてはね、もう、疲れるから止めようと思って。
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小丸
| ああ(笑)
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手塚
| 疲れるの最近だめなんですよぉ。
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部員
| エッセイとかね、前に…
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手塚
| う〜ん、それもね、疲れるんで、演出は来年の終わりぐらいにちょっと一本やろうかな…とおもってるんですけど。ケラの本で
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部員
| あ、そうですか是非これも出させて(ホームページに)もらっていいですか?
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小丸
| 来年の話でづよね
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手塚
| ずいぶ先っすよ
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部員
| 鬼が笑うのは、全然みんな慣れているんで…では、ありがとうございました。
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