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2006.2.22
シネマ歌舞伎第三弾は「鷺娘」

「野田版鼠小僧」「野田版研辰の討たれ」に続くシネマ歌舞伎第三弾が「坂東玉三郎―鷺娘(さぎむすめ)」に決定した。4月15日〜28日に東京・東劇で公開される。

今回の上映は、過去2回のシネマ歌舞伎と大きく違っている。歌舞伎界からの本格参入と呼べる体制である。大きく三つの特徴がある。

第一に「2本立て・一日6回上映」である。2週間で、計84回の上映。1回の上映は2作品で60分程度。「坂東玉三郎―鷺娘」との同時上映は「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」で、これも玉三郎の当たり役だとか。「研辰」はたった1日だけ(2回)の上映だった。

第二に、「料金1000円」。「鼠小僧」は1800円、「研辰」は2000円であった。

第三に、「舞踊」であること。「鼠小僧」も「研辰」も野田脚本によるストーリーもの。玉三郎の「鷺娘」と「日高川入相花王」は「踊り」である。ヒアリングが難しいと言われる歌舞伎だが、「玉三郎の踊り」に理屈はいらない。海外展開も可能な作品である。

さて、この松竹の挑戦は成功するのだろうか。なんと言っても最大の問題は、「踊り」を映像で表現できるのか、にあるだろう。玉三郎のテンションの高い舞い姿が、高性能のカメラを複数台駆使したとしても、スクリーンに再現できるものか、疑問である。が、それゆえに挑戦のしがいはあるだろう。期待したい。

なお、上映される「鷺娘」は、2005年5月の歌舞伎座での中村勘三郎襲名披露で上演されたもの。「日高川―」は2005年10月の歌舞伎座での芸術祭で演じられたものである。人形つかいとして尾上菊之助が共演している。

松竹
シネマ歌舞伎第三弾「坂東玉三郎―鷺娘」
シネマ歌舞伎

参考:
2006.02.10■「研辰」がシネマ歌舞伎に
2004.11.03■東京で歌舞伎の映画館上映決定!
2003.11.08■歌舞伎の舞台を映画上映


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