毎年恒例の劇作家協会新人戯曲賞公開審査会が12月10日に行われる。

永井愛が会長を務める日本劇作家協会が主催する第11回劇作家協会新人戯曲賞は、候補作（５作品）を決めたあと、公開の場で最終審査を行い決定するユニークなもの。今年は、177作の応募があり、一次選考で21作品が選ばれ、下記の最終候補５作品が決定した。12月10日に紀伊國屋サザンシアターにて最終選考会が公開で行われる。審査員は、川村毅・斎藤憐・土田英生・永井愛・平田オリザ・横内謙介・渡辺えり子の予定。

なお、 最終候補作をすべて掲載した「優秀新人戯曲集２００６」は、公開審査会前の１２月初旬にブロンズ新社から発刊される。

【最終候補作】

汚い月	下西啓正（東京都）
その赤い点は血だ	田辺剛（京都府）
ワールドプレミア	松井周（東京都）
アナザー	やまうちくみこ（東京都）
笑うタンパク質	井上こころ（東京都）