2004.3.24
イケメンダンサーは演劇を目指すか?
主婦に大人気だったイケメンヒーローブームも一段落し、「やっぱり顔だけじゃドラマやF1のコメンテーターは無理ね」なんて声が・・・あるのかどうか知りませんが、朝日新聞社が発行する週刊AERAの'04.3.29号=No.14(3月22日発売)の記事「イケメンダンサー演劇を目指す(P.60)」は、新しい「イケメンブーム」を予感させて興味深い。
ここで採り上げられているのは、三人の現役および元ダンサー。知る人ぞ知る首藤康之、小林十市、西島千博。
泣かせるキャッチコピーがいい。「かつては引退後つぶしのきかなかった男性バレエダンサー。世界的に名を馳せた後、役者に転身する例が最近、相次ぐ。身体能力も芸術性も高く、演劇にはうってつけらしい。」と。
首藤は今春、東京バレエ団を引退する。世界的な振付家マシュー・ボーンの「白鳥の湖」に主演し注目を集めた。もともと芝居が好きで、年間100公演は見てきたという。
モーリス・ベジャールのバレエ団で活躍した小林十市も昨夏引退し、この4月からはNHK教育テレビの幼児番組「からだであそぼ」へ出演する。また11月からは麻美れいや奥田瑛ニらと舞台「エリザベス・レックス」に出演する予定。演出は青井陽治。
スターダンサーズ・バレエ団所属の西島千博はこれまでドラマ「池袋ウエストゲートパーク」などに出演してきたが、今秋上映予定の映画「るにん」では松坂慶子と共演する。監督は奥田瑛ニで、主演デビューだ。
日本のバレエ界は今も古典中心だという。それを西島は「正直、ダンサーは皆、飽きちゃっていると思いますよ。」と喝破している。そして「僕はバレエ界の蜷川幸雄を目指します。」と・・・楽しみだよ。
参考:2003.11.12■ダンサー小林十市が引退、そして・・・
AERA
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