2003.11.12
ダンサー小林十市が引退、そして・・・
世界的な有名振付家であるモーリス・ベジャールの下で活躍したダンサー・小林十市(じゅういち)さんがこの夏に引退した。ダンサーとして今後が期待されていただけに、惜しまれる引退となった。しかし、新しい道へと進むことが予想され、楽しみとなっている。
新しい道と言っても、「落語家」ではない。と思う。
小林十市さんは、落語家・柳家小さんの孫。弟は若手落語家の人気者、柳家花緑。
引退の直接の原因は「椎間板変性症」。一時は歩けないほどだったという。
ベジャールと共に15年。端正な容姿とシャープなテクニックが高く評価されていた。当面は治療に専念するが、今後は「演劇」を始めたいとか。楽しみである。
小林十市・首藤康之対談(「Soiree」'99年1月号)
前にテレビで花緑とおしゃべりしているところを見ました。なかなかいい感じ。役者として、軽さと鋭さの両方を出せる稀有な存在と見た。(じ)
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