2003.4.21
春だ!落語だ!雑誌花盛り!
春になったから・・というわけではないのでしょうが、この3月から4月にかけて、落語関連や落語を特集した雑誌がどどどっ、と出ています。
まずは、演芸マニアにはこの時期おなじみになった、「東京かわら版寄席演芸年鑑2003年版」(東京かわら版)。今年度の特集は「五代目柳家小さん、その芸・その遺産」(力作!)。芸人の側に寄りそっての記事、読みごたえがあります。あとはニュース・情報などの毎年の記事の最新バージョンが中心です。質が向上した表紙の紙質をはじめ、執筆陣・ボランティアスタッフも少なからず変わっての、変わらぬ一冊です。
次に「笑芸人vol.10」(白夜書房)。落語を楽しむ人のための、落語好きによる、落語好きの一冊、とでも言えば良いでしょうか。さまざまな角度から現在の落語をとらえた特集「落語大好き!」をはじめ、他にも立川談志特集・桂米朝特集など、落語に関心がある人にとってはたまりません。
笑芸人 超 特選落語会〜笑芸人Vol.10「落語大好き」号発売記念イベント
4月23日(水) 19時〜 @クロスタワーホール
出演:高田文夫、柳昇、昇太、花緑、白鳥、他
そして、なんと、雑誌「落語36号」(弘文出版)が出ました! 前号発行(1999年11月)以降の東京・上方の演芸界の動きや、それらに伴う関連の方々の力のこもった文章や、落語家名鑑などが収録されています。
東京かわら版ネット
白夜書房ホームページ
ちなみに、上記すべてに執筆なさっていらっしゃるのが、長井好弘(たすけ)さん。著書「寄席おもしろ帖」(林家正楽師との共著、うなぎ書房)も、好調のようです。うなぎ書房ホームページ (と)
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