2002.12.19
決定!芸術祭賞
文化庁の芸術文化振興施策の方針のもと、東京と大阪で上演されたものにのみ限定して、誰が審査しているのかわからない賞を授けるものとして有名な芸術祭賞の発表があった。
芸術祭は、昭和21年以来、毎年秋に開催されている。演劇、音楽、舞踊、演芸、テレビ、ラジオ、レコードの各部門に対し、審査委員による審査の上、優れた成果を上げた芸術家や団体に対し、大賞、優秀賞、放送個人賞が贈られる。以下は演劇・演芸の各賞。
(なお、下記文化庁「芸術祭」ページを見ると、普通なら「受賞理由」とするところを「贈賞理由」と書いてあります。やっぱ主体は「贈ってやる側」なんですね。さすがです。)
【演劇部門】
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大賞(賞金60万円)
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中村吉右衛門
芸術祭十月大歌舞伎『通し狂言仮名手本忠臣蔵』の演技
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優秀賞(賞金30万円)
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観世喜之
観世九皐会秋季別会『卒都婆小町』の演技
木場勝己
燐光群『最後の一人までが全体である』の演技
毬谷友子
一人芝居『弥々』の成果
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新人賞(賞金30万円)
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中川晃教
ミュージカル『モーツァルト!』の演技
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【演芸部門】
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優秀賞
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桂あやめ
「あやめ二十歳ラクゴ会」の成果
桂む雀
「桂む雀独演会」における「高津の富」の話芸
澤登翠
「澤登翠活弁30周年記念公演 “THE 活弁”」における話芸
初音家左橋
「第22回 初音を聞く会」の成果
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新人賞
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神田山陽
「第一回 神田山陽独演会」の成果
文化庁ホームページ
芸術祭
2001.12.20■芸術祭賞に土田英生が選ばれた!
あやめが「芸術祭賞」かあああ。感慨無量。にしても、今年はやっぱり燐光群の年だったんだねえ。(じ)
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