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(394)

2001.03.10
玉三郎さん、訴えられるかも!

ちょっと、頭痛なことになっている。

歌舞伎俳優の坂東玉三郎さんが芸術監督を辞任した仮設ドームシアター「横浜21世紀座」(横浜市中区)ですが、同劇場を支援してきた神奈川県の岡崎洋知事は、玉三郎さん側への損害賠償訴訟も考えていることを明かにしている。

この劇場は、県が敷地を提供し、民間の管理会社が運営する方式で昨年暮れにオープンしたものだが、芸術監督を引きうけていた玉三郎さんが、騒音問題などを理由に辞任したため、「興行面での看板を失った」ために「独立採算のめどが立たなくなった」という。12.7億円で県が買い取った形。

県議会予算委員会で、県議が言ったそうです。「県も県民も、みんな玉三郎氏にだまされた。法的手段も含めて抗議すべきだ。」・・・これを受け、知事も玉三郎さんを批判したという。

さてさて、演劇界の逸材の玉三郎さんを、こんな状況に置いておいて、演劇界は大丈夫なんでしょうか。そんなことが心配です。

参考:玉三郎さんが芸術監督辞めました!


人寄せパンダがいなくなったからといって、「興行面での看板を失った」ために「独立採算のめどが立たなくなった」ってのは、あまりにも「芸」がなさすぎますよね。いや、「芸」じゃなくて、「金」の問題なんでしょうけど。困ったなあ。(じ)


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