2001.02.10
玉三郎さんが芸術監督辞めました!
歌舞伎俳優の坂東玉三郎さんは、仮設ドームシアター「横浜二十一世紀座」の芸術監督を辞める意向を明らかにした。オープンからわずか40日での降板に、関係者は動揺しているという。
この劇場は、「テント劇場」であり、玉三郎さんも東京・お台場での公演に使っていたものだという。それを移設してのものであったが、劇場わきの道路の騒音が思いのほか大きく、「車の騒音や振動がドームに響くのを気にし、改善を求めていた」という。が、改善される見とおしがたたないため、「演劇人として最も大切なことを考慮した」として辞任することとなった。
玉三郎さんの芸術監督就任を金看板として地元企業から協賛金を集めてきた県や劇場関係者への衝撃は大きい。
改善を求めるほどの音や振動があるんじゃ、芝居にならないよ。改善を求めるのは当然です。劇場ってのは、作ったら終わり、というものじゃない。そういうのわかってないんだよなあ。できあがっちゃったから我慢して、なんて通用しないのに。ってゆうか、直せばいいだけなのになあ。ダメ出し出たんだから、直さないと幕開けられないに決まってるよ。赤字だあ、とか言うんじゃ、小屋造っちゃだめでしょ。(じ)
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