2000.11.17
劇工房ライミング(女優・中島晴美主宰)が6年ぶりに復活>稽古場訪問
1984年に渋谷ジァンジァンで「ザ・カスタム・オブ・ザ・カントリー」で旗揚げした劇工房ライミング(主宰・中島晴美)は、その後、森下のベニサン・ピットを中心に活動してきたが、このベニサン・ピットがtptの常打ち小屋になったことで、1994年11月の第22回公演「マクベス」以降、休団状態となっていた。が、このたび、新しい表現の場として半蔵門のTOKYO FMホールと出会い、6年ぶりの復活を遂げた。
第23回公演として上演するのは、旗揚げ作品でもある「ザ・カスタム・オブ・ザ・カントリー」(ニコラス・ライト作)。11月26日から12月5日まで上演される。
今回の目玉はそのユニークなキャスティング。演劇における「出会い」を重視する中島氏らしく、様々な方面から集まっている。文学座養成所出身で、シェイクスピアシアターで活躍した中島氏は、その後も栗山民也や鵜山仁、西川信廣らの作品に出演、また1996年の文化庁海外芸術家派遣にてロンドンで研修もしている人だ。その久しぶりの作品に参加する役者は、文学座、無名塾、シェイクスピアシアター、MOP、道学先生、東京タンバリンなどから参集。先日のMODEにも出ていた田岡美也子さんや、ニナガワ作品の常連である大川浩樹さんも出ている。
詳細は、稽古場レポートで。
なお、FSTAGE特別割引の特典をいただいた。ラミングのHPより申込み、かつ申込みフォームの「その他ご要望事項」欄に「FSTAGE割引」と書くのが条件。値段は前売5000円(当日5300円)が4300円になるという。前売よりもずっと安い。お得かもしれない。どんな芝居なのかは、稽古場レポートを参考に。
劇工房ライミングホームページ
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