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2009.4.20
これって劇団? 仏の「ラ・マシン」上陸
横浜開港150年を記念して開かれるイベント「開国博Y150」(4/28〜9/27)のプレイベントとして4月17日から19日にかけてフランスの巨大スペクタクルアート劇団「ラ・マシン」による「公演」が行われた。三日間で61万5千人を動員したという・・・。
ラ・マシンが行ったパフォーマンスは高さ約12メートル、重さ約37トンの機械仕掛けの「巨大クモ」2体の操作。1体に14人ほどが乗り込み、8本の脚を動かし移動する。また、水を放ち、スモークを巻き上げ、定められたストーリーに添って動き回る「演劇」だ。16日に布袋に包まれた状態で海上に宙づりで出現し、上陸後、2体で街を歩き回った。16日の時点で一部の報道番組が紹介したため、17日以降はニュースやネットで映像が流され、19日には50万人もの「観客」が沿道を埋め尽くした。
なお、4月28日以降も、会期中はこの巨大クモが展示されるという。
実質、4日がかりの「演劇」。巨大クモ2体による二人芝居の「操作」は「芝居ごころ」がないと難しいだろう。確かにこれは劇団による演劇なのかもしれない。
ちなみに「ラ・マシン」は、横浜市が、クリエイティブ・シティとして文化芸術交流を促進するフランス・ナント市を拠点とするアートパフォーマンス集団。フランスの大道芸グループ「ロワイヤル・ド・リュクス」の動くオブジェの製作・演出などを担当している。
開国博Y150
巨大スペクタクルアート劇団「ENEOS ラ・マシン」
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