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2009.3.28
フジテレビでアクトリーグ特番放送

3月26日深夜(3/27午前2:05〜3:05)にフジテレビで特番「即興ゲーム!芸能界アクトリーグ王」が放送された。画期的!

この番組は、3年目を迎えた即興劇企画の「アクトリーグ」の形式を使い、芸能事務所対抗で優勝を争うものだった。1時間番組で、参加した事務所は、融合事務所(監督:勝俣州和)、ホリエージェンシー(監督:吉井怜)、松竹芸能(監督:増田英彦【ますだおかだ】)、太田プロ(監督:松村邦洋)の4チーム。

対戦形式は、3人の選手と監督一人でチームを形成。即興劇で争う。その場で決められたお題を受け(チームごとに違うお題)、1分間の作戦会議のあと、前半の3分、後半の3分の即興劇を行う。間に1分程度のインターバルがある。出場選手は3人だが、場合によっては後半に監督の参加もあり。4組が終了した後で客席の投票(100人)で優勝を決める。結果的に松竹芸能の圧勝だった。

「アクトリーグ」は今シーズンが3年目。関東と関西に4チームずつあり、年10戦の即興ゲーム対戦を行っている。最後に関東・関西の優勝チーム同士が戦う日本シリーズがある。昨年末に行われた日本シリーズはフジテレビで放送されたらしい。シーズンオフにはトレードや新人ドラフト会議が開かれる。

「即興劇」は「インプロ」の名でも知られるが、対戦形式にしたものは別名「シアタースポーツ」とも呼ばれ、1990年ごろに海外(オーストラリアなど)で始まった。日本では芝居の稽古で多くの「ゲーム」が行われているが、「対戦」の形で公演を行う例も数年前から開催されていた。この「アクトリーグ」のように組織化されたものは珍しい。

なお、現在のアクトリーグの参加メンバー(選手)には、保村大和やタイソン大屋などの、小劇場ではよく知られた名が並んでいる。その点でクオリティは低くないとも予想される(見たことないので・・・)。

ちなみに今年の関東アクトリーグは、第1戦が2/26、第2戦が3/20に新宿スタジオアルタで実施された。今後、4/23、5/28、6/25に開催される。

アクトリーグ

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