2008.7.14
続・新国立劇場芸術監督交代問題
そこはやっぱり、坂手さん井上ひさしさんの登場しかない。
新国立劇場の演劇部門の芸術監督交代に対し、演劇人有志12名と日本劇作家協会、日本演出者協会、国際演劇評論家協会日本センターの3団体が「選考過程が不明瞭」ということで「芸術監督選定プロセスの詳細開示を求める声明」を発表した。
特に問題としている点は2点。まず、決定に至る2段階について。決定は、第一に「理事会で採決できなかった」ため、第二段階として「遠山理事長に一任して決定した」もの。それについて声明では、「採決できなかった審議過程に問題あるのではないか」という意見があり、「理事長一任という結果も問題」ではないかとしている。
声明が求めているのは、「芸術監督選びのプロセスを明瞭にして欲しい」ということ。あいまいなままでは、「芸術監督制度と芸術家を軽視する行為である」としている。その選定の過程・手続きを明らかにして欲しいと訴えている。
声明に名を連ねた演劇人有志
井上ひさし、大笹吉雄、小田島雄志、木村光一、坂手洋二、佐藤信、沢田祐二、永井愛、蜷川幸雄、ペーター・ゲスナー、別役実、松岡和子
声明文
日本劇作家協会
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