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(1566)

2008.6.11
NHK首都圏ネットがさいたまGTを特集

NHKの夕方の関東ローカル番組「首都圏ネット」の6月10日(火)放送の回で「平均年齢68歳・蜷川幸雄さんの劇団が新たな挑戦」と題した「さいたまゴールド・シアター」の特集を放送した。

内容は、さいたまゴールド・シアターの第2回公演「95キログラムと97キログラムのあいだ」の稽古風景が中心。一人の女優さんを中心に、その公演に至るさまざまな葛藤を描いている。

この作品は、さいたまゴールド・シアターの高齢劇団員に加え、蜷川幸雄の劇団NINAGAWA STUDIOの若いメンバーも参加した。二つの世代、総勢80人が同じ舞台に立ち、世代間のバトルを描いている。その結果、稽古場でも二つの世代がぶつかり、お互いに刺激しながら作品が作られていった。

さいたまゴールド・シアターの一人の劇団員は、田舎に夫と家族を残し上京してアパート住まい。休日はスーパーの警備員のアルバイトをしながら稽古に励む。スローモーションの動きがうまくいかず、自分の稽古の様子をビデオで撮影し、自宅で見ては反省の日々。若い劇団員に相談し、直接アドバイスをもらったりしながら本番へ。本番は田舎の夫も見に来ている・・・。

「高齢者劇団」と言っても、蜷川さんの怒鳴り方は変わらない(CMでやってる)。劇団員の葛藤も苦労もそこいらの劇団と同じ。どんどんホンモノになってきている。すごいことだ。

さいたまゴールド・シアター


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