2007年10月に水曜社から発刊となったインタビュー集は、国際交流基金による月刊更新サイト「Performing Arts Network Japan」が毎月行っていたインタビューをまとめたものだ。なんと言っても、その掲載アーティストの多様性が特色。以下、アーティストとテーマの一覧を。
アーティスト | インタビューテーマ |
野村萬斎 | 現代に呼吸する狂言師が挑む新たなトータル・シアターの現在 |
串田和美 | ブレヒトと歌舞伎を股にかける演出家の劇場世界とは? |
新井弘順 | 千年の時空を超えて劇場で親しまれる仏教音楽「声明」の世界 |
平田オリザ | 現代演劇界のニューオピニオンリーダー |
内藤裕敬 | 知的障害者との舞台づくり 30年におよぶ活動の軌跡 |
青木豪 | わだかまりを抱えた人々が通り過ぎる「場」を描く |
山形治江 | 若い観客に響くギリシャ悲劇の新訳に挑む翻訳家 |
中島かずき | マンガと歌舞伎と伝奇ロマン活劇のアクション劇作家 |
伊藤キム | 舞踏とコンテンポラリーの90年代を築いた越境のアーティストのこれから |
大島早紀子 | 独自の美意識に彩られたオーラと宇宙を生み出す。 |
田中敏恵 | 舞台上に作り込まれたマンションの一室が表すものは? |
八木美知依 | 点と線をつなぐ独創的な箏の世界 |
佃典彦 | 日常から湧き出す奇想天外な発想から妄想の世界を描く |
三浦大輔 | 欲望のドラマツルギー 今、もっとも注目される劇作家の軌跡 |
藤間勘十郎 | 80年生まれの若き宗家に聞く、歌舞伎踊用 |
井手茂太 | コンテンポラリーダンス界の異才 振付家の発想とは? |
永井愛 | 社会派コメディの第一人者 その作劇術に迫る |
一噌幸弘 | 能の音楽から現代へ羽ばたく革新者 |
松本雄吉 | ヂャンヂャン☆オペラで漂流する前衛野外劇のカリスマ |
岡田利規 | 現代の若者を象徴するだらだら、ノイジーな身体を操る |
黒田育代 | 身体の極限に問う 瞬く間に振付家としての地位を確立 |
蜷川幸雄 | 歌舞伎版「NINAGAWA12夜」の新たなる挑戦 |
ヒダノ修一 | 日本の太鼓と西洋音楽を融合しプロデュース手腕を発揮する |
麿赤兒 | 代表作『海印の馬』で韓国公演 アングラの第一世代が語る舞踏の今 |
近藤良平 | エネルギー全開、学ラン印の超人気ダンスグループ「コンドルス」 |
長塚圭史 | 生々しい裏面に人間のファンタジーを見る現代演劇のニュージェネレーション |
栗田芳宏 | 東西の古典の出合い 栗田芳宏が仕掛ける能楽堂のシェイクスピアシリーズ |
坂手洋二 | 演劇は共同体の実験場だ 小劇場演劇の正統な継承者として活躍する |
上妻宏光 | ロック世代の津軽三味線奏者が踏み出す海外への果敢な挑戦 |
金森穣 | 日本初、芸術監督が語る公立コンテンポラリーダンスカンパニーの未来 |