アメリカのソニーでも、日本のソニーの「ライブスパイア」のようなデジタル映像配信を始めると発表した。舞台作品の映画館上映企画だ。

アメリカでのサービス名は「ザ・ホット・チケット」。第一弾はブロードウェイで12年間のロングランを続けていた「レント」の最終公演。特別イベントや打ち上げパーティが行われたが、その様子も紹介する。第二弾は、数年間にわたり人気を博したシルク・ドゥ・ソレイユの「エリリアム」の最終公演。2007年8月にロンドンで行われた際には、音楽とダンスのパフォーマンスがあった。

アメリカにおける企画の特徴は、たった一回しか行われなかった「最終公演」のような希少性の高いイベントを映像化するということ。ロングラン公演で多くの人が見ていた作品でも、一回性の高い千秋楽公演などは観ている人は少ない。それを多くの人の目に触れさせようという企画だ。

Variety Japan「米ソニーもデジタル映像配給“ザ・ホット・チケット”」