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2008.2.13
シナリオ版「キサラギ」出版

キネマ旬報読者選出ベストテンで第3位となり、ブルーリボン賞では作品賞に選ばれた映画「キサラギ」(2007年作品)は、もともとは劇団48BLUES(ヨンパチブルース)の2003年12月の第3回公演@中野・劇場MOMOに書き下ろされた舞台作品だ。脚本家の古沢良太(こさわ・りょうた)は2005年公開の映画「ALWAYS 三丁目の夕日」で注目されたが、48BLUESの2002年の旗揚げ作品でも書いていた。48BLUESは実力派の役者中心の劇団で、当時は作家を固定せず、毎回代わっていた。

その「キサラギ」が2007年に映画化された。出演は小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、塚地武雅、香川照之ら。2007年度のブルーリボン賞で「作品賞」を受賞した。

その「キサラギ」の映画シナリオが白水社から出版された。1680円(税込)。

「[シナリオ版]キサラギ」

自殺したD級アイドルの一周忌追悼会に集まった5人のオタク(ユースケ・サンタマリア、小栗旬、香川照之、塚地武雅、小出恵介)が繰り広げる、緻密(ちみつ)かつ大胆なワンシチュエーション・サスペンス。

劇団48BLUES


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