2008.2.11
「ロス:タイム:ライフ」舞台化
「美女缶」という非常に面白いショートムービー(61分)があった。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭とかで高い評価を得たとか。この作品を知ったのは、フジテレビの「世にも奇妙な物語」(2005年春の特別編)で妻夫木聡主演でリメイク(23分)されたのを見たからだ。それがあまりにも面白かったので調べたら、オリジナルが短編映画だったと知ったのだ。監督は筧昌也(ドラマのリメイクも監督・脚本)。
筧昌也はその「美女缶」で注目されることになる。そして、この監督が新たに撮り、海外の映画祭などでも高い評価を得たショートムービーが「ロス:タイム:ライフ」。これを見たフジテレビのプロデューサーがドラマ化を企画し、現在土曜11時の土曜ドラマ枠で放送中だ。前節は大好評の「SP」だった注目の枠だ。
「ロス:タイム:ライフ」は1話完結。毎回主演が違う。ある一人の主人公が、様々な局面で死を迎える。が、その直前、主審と線審が現れ、その人に「ロスタイム」が数時間与えられるという設定だ。各主人公は、それなりの「最期の時間」を、それぞれの動機に従いすごす。己の人生を振り返る。というもの。
でもって、第2話(2/9放送)の主演がジャニーズNEWSの小山慶一郎で、同じ設定で舞台化することになった。グローブ座で3月に公演(3/24〜4/13)。
グロープ座「ロス:タイム:ライフ」
ドラマ「ロス:タイム:ライフ」は全9話。今後、上野樹里や真木よう子や大泉洋らが登場。温水洋一が毎回さまざまな役で出演。きっと何回かはかなり面白いような予感。
つうか、筧昌也おそるべし!
フジテレビ「ロス:タイム:ライフ」
DVD「美女缶」
小説版「美女缶」
公演情報募集 / 週刊StagePower / ニュース募集
|