2001年にＴＢＳ系番組「筋肉番付」の企画で誕生した「マッスルミュージカル」は2002年には定期公演化し、2003年に全国公演、2006・07年には米ラスベガス公演を行うまでに成長した。2007年には東京渋谷に専用劇場「マッスルシアター」をオープンさせた。

その「マッスルシアター」の旗揚げから演出を手がけてきたのが演出家の中村龍史氏。昨年夏、プロデューサーと中村氏との間で劇団の方向性をめぐる食い違いがあり、昨夏の公演を最後に中村氏は脱退していた。一方、出演者と劇団サイドとの待遇などで争いがあり、主要メンバーが年末に脱退するという事件も起きていた。

このたび、この中村氏と脱退メンバーを中心に新劇団が結成されることになった。3月20、21日に東京・銀座のル・テアトル銀座でプレビュー公演「マッスルピック〜筋肉の祭典」を開催する。その後、４月には都内２３区ツアー、初夏の全国ツアーなども予定している。７月にル・テアトル銀座で本公演を行う。新劇団の名は「中村ＪＡＰＡＮドラマティックカンパニー」。総勢２９人の劇団。

日刊スポーツ　マッスルミュージカル分裂で新劇団設立

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