ＮＨＫ総合テレビのドキュメンタリー「にっぽんの現場」の11月29日午後11時放送の回は日比谷にできた新しい劇場「シアタークリエ」（旧・芸術座）の、オープンまでの激動の日々を追った。

新しい支配人となったのは29歳の女性。演目の企画や運営責任者を受け持つ３人のプロデューサーもすべて30代の女性が抜擢された。その狙いは、彼女たちと同世代の女性客を呼び込むこと。丸の内という土地柄で、その界隈にはＯＬが多い。案内係の指導や、トイレの装飾、売店のおにぎり、スィーツまでを紹介する。また、こけら落とし公演として選ばれた三谷幸喜作・演出の「恐れを知らぬ川上音二郎一座」の稽古風景や制作上の七転八倒、そして初日に至る苦闘の日々も追う。プロデューサーは三谷を缶詰にするホテルも予約する・・・。

今回の番組ナレーターは寺島しのぶ。

「にっぽんの現場」女性たちのこけら落とし〜日比谷 新劇場物語〜
・本放送：総合テレビ　11月29日（木）午後11：00〜
・再放送：総合テレビ　12月 5日（水）午前 3：20〜　（火曜深夜）

シアタークリエ