テレビでは勘三郎×柄本明×小泉今日子の映画「やじきた道中 てれすこ」が話題となり勘三郎の露出が増えているが、週刊ＳＰ的には年末から来春に向かって公開されるいくつかの映画にも注目したい。以下、「転々」「グミ・チョコレート・パイン」「歓喜の歌」のことを。

「転々」は大ヒットドラマ「時効警察」の監督・主演コンビが再結集した新作映画。監督は６月に「図鑑に載ってない虫」が公開されたばかりの三木聡。主演のオダギリジョーが演じるのは借金を抱えた大学８年生で、借金取りの三浦友和とのゆるい関係を描く。おなじみの岩松了・ふせえりの出演もあるらしい。11月10日（土）公開。

「グミ・チョコレート・パイン」は大槻ケンヂの原作で、ケラリーノ・サンドロヴィッチの監督作品。主演は石田卓也と黒川芽以。1986年の東京が舞台で黒電話やおニャン子クラブらが登場する思春期映画。東京テアトル系で12月公開。

「歓喜の歌」は立川志の輔の新作落語が原作。ある市民ホールを舞台に、ホール主任とママさんコーラスグループの交流を描く。主人公に小林薫で、安田成美らが出演。監督は「東京タワー　オカンとボクと、時々、オトン」の松岡錠司。08年新春公開。制作・配給はシネカノン。

「転々」
「グミ・チョコレート・パイン」
「歓喜の歌」

「やじきた道中 てれすこ」
「図鑑に載ってない虫」