横浜の「急な坂スタジオ」がユニークな演劇交流企画を行っている。横浜の劇場や文化スポットを一緒に巡る企画だ。

6月27日に開催される「急な坂スタジオフィールドワーク ヨコハマ劇的空間ツアー」は、劇団やアーティストと横浜の劇場や文化スポットとの「有機的な出会い」を目指すもの。当日は、相鉄本多劇場、横浜赤レンガ倉庫1号館、のげシャーレ（横浜にぎわい座）、「BankART 1929 Yokohama」「BankART Studio NYK」「ZAIM」などを巡るほか、「Nibroll」の照明美術家である滝之入海さんを招き、独自の発想による空間の利用方法などの解説や、2009年に山下町にオープン予定の県立新ホール建設予定地では神奈川県・県民部文化課職員による説明を行う。コースの最後は「急な坂スタジオ」で各施設の専門家も参加して交流会を実施する。

開催時間は10時〜20時。参加費は500円（交流会参加は別途500円）。定員は15人で、現在、事前申し込みを受け付けている。同様のイベントは10月まで月1回ペースで行う予定。

その他、急な坂スタジオは様々なユニーク企画を行っている。それも格安の参加費で。演劇人と劇場との新しい出会いの可能性が高まっている。

急な坂スタジオ