2007.4.2
富良野塾、2010年の閉塾を発表
1984年に脚本家の倉本聰が開設した演劇養成施設「富良野塾」が、2008年度の入塾者を最後に塾生募集をやめ、2010年3月末の卒業と同時に閉塾すると発表した。
富良野塾は俳優や脚本家志望の若者を毎年20人ほど、全国から無償で受け入れていた。2年間の共同生活をしながら演劇を学ぶ場。農作業などの体験もする。これまで300人以上が旅立っていった。
倉本さんは、3月31日の卒塾式で、「2010年に卒塾する25期生を見届けて(塾の)幕を閉じることに決めました」と表明。「応募してきても途中で辞退する人間もいるし、ハングリーさも足りない。惰性で塾を続けても意味がない。精神的に疲れたし、体力的なこともある」と語ったという。
富良野塾
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