2007.3.16
朝日新聞がミュージカル特集
朝日新聞の文化面が「躍進!ミュージカル」として3月13日から15日までの三日間、ミュージカルを中心として演劇状況を特集した。
初日のサブタイトルは、旬の「総合エンタメ」、観客動員、5年で240万人増。ぴあ総研の「エンタテインメント白書2006」の観客動員数(推計)グラフを紹介し、現代演劇が漸減傾向にある中、ミュージカルの突出ぶりを示した。今や、現代演劇・舞踊・古典芸能と合わせた「演劇」全体の過半数を占めるのがミュージカルだと。
二日目のサブタイトルは、劇団四季や東宝でロングラン、「洋楽世代に浸透」一因か。「キャッツ」や「ライオンキング」の四季(年間300万動員)と、「レ・ミゼラブル」や「ミス・サイゴン」の東宝を紹介している。その人気の要因は、洋楽で育った世代が大人になったから、とも。
三日目のサブタイトルは、成長する和製オリジナル、観客も演じ手も意識変化。年間200万動員の宝塚を中心に、日本のオリジナルミュージカルの現状を解説。TSミュージカルファンデーションも紹介。その他、和製オリジナルミュージカルを作るユニットとして、イッツフォーリーズ、ザ・ライフ・カムパニイ、わらび座、ふるさときゃらばん、音楽座ミュージカル、ミュージカル座、スイセイ・ミュージカルなどの名を挙げている。また、三谷幸喜や松尾スズキらのミュージカル進出や、新感線のオリジナルミュージカル「SHIROH」も紹介した。
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