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(1306)

2007.2.3
過去1年間に観劇した人は4.3%

日本総研と楽天リサーチが共同で行ったエンターテインメント鑑賞・消費に関するアンケート調査によると、横浜市、川崎市、湘南地区に在住する20歳から49歳の男女が過去一年間にストレートプレイを一回以上観劇したのはたったの4.3%。これは、日本映画の48%、外国映画の43%と比べると、非常に少ないものだ。他にも、「ロック・ポピュラー音楽」が21.3%と高く、「クラシック音楽・オペラ」でも12.7%である。一方、「ミュージカル・ダンス」が10.7%であり、ストレートプレイと比べて倍以上の参加率となっている。

さらに問題なのは、映画、演劇、音楽コンサートに大分類したときの年間参加回数である。映画の場合、「年1回程度」が28.3%であるのに対し「年3回程度」が30.0%と増え、「年6回程度」でも11%もある。「年12回程度」でも6.7%もいる。これに対し「演劇」は、「年1」が22.3%だが、「年3」となると9.0%となり、「年6」は1.0%にまで激減してしまう。よって、「映画」への参加率は50%程度で、かつ「年数回観る」ということであり、「演劇」の参加率は数%であり、それも年1回程度が主流ということ。この「年1回程度」というのは、過去1年に対するものではなく、「過去のおおまかな鑑賞頻度」である。つまり、「年1回ぐらい観るという人が全体の22%、年3回ぐらいは観るという人が全体の9%いるが、過去1年に実際に観劇に行った人は4%ぐらいで、ミュージカルのほうが多い」ということである。

横浜、川崎など、観劇の環境(劇場へのアクセスや情報)は決して悪くないのだが、厳しい結果が出ている。

調査レポートへの直リンク
日本総研


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