ソニーとチケットセゾンが設立したチケット販売会社の動きが見えてきた。新しいエンタテインメントチケットサービス会社は「e＋ (イープラス) 」。本格スタートは2000年2月よりで、現在下記のホームページで電子メール情報配信メンバーを募集している。ちょっとその動きが気になるところだ。

また、チケットぴあの動きもあわただしい。ぴあのインターネットサイトである「＠ぴあ (アットマークぴあ) 」には、24時間オンラインチケット販売をうたう「インターネットチケットぴあ」があるが、2000年1月より、大きくリニュアルがなされる予定。現在、その新しいサイトとなる「＠チケットぴあ」のテストが行われている。目玉は、チケットの先着順販売のオキテを破る抽選販売システム「でちゅー。」だ。各自が登録したアーティストや劇団のチケット販売情報がメールで届き、購入を希望した人は抽選でチケットの購入が決まるというもの。発売タイミングに四苦八苦しなくて済むというすぐれものだ。同時に、情報メール配信や合否メール、さらにはチケット代金にまで手数料がかかるという (それぞれ105円〜210円) ハンパじゃないシステムだ。

2000年は本格的なオンラインチケット販売元年となることが、既に決まっている。あんまりムチャなシステムにしないで、利用者側に立ったシステムを構築してもらいたいとか思うんですけどね。