1999.11.25
北上市の演劇ワークショップは劇団SETの団員がみっちりしごく!
来年二月に岩手県で上演される第二十三回北上市民劇場のスタッフとキャストをはじめアマチュア演劇の関係者らを集めた「演劇ワークショップ」が、十七日に盛大に行われた。公演のため同市へ訪れた劇団スーパー・エキセントリック・シアターの団員らが直接指導し、市民手作りの舞台を応援した。
テレビなどでお茶の間におなじみの三宅裕司さんが率いる劇団SETは、11月18日に市民会館でミュージカル・アクション・コメディー「タックス・カッターズ」を上演していた。事務局の中央公民館が同劇団に指導を依頼し、ワークショップが実現した。
市民劇場の関係者らがワークショップに参加してプロから直接指導を受けるのは初めて。キャストらの児童生徒、中高年まで幅広い年齢層の二十人が参加。ほかに盛岡市や二戸市などから訪れたアマチュア劇団の関係者ら十人も参加した。
演劇に取り組む心構えから、アドリブによる寸劇を取り入れた実践的な指導まで、プロのノウハウを団員から直接学び、参加者にとっては有意義なワークショップとなった様子。市民劇場をはじめ、自分たちの手作りの舞台に役立てようと、今後に意欲をみせていた。
岩手日日ニュース
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