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1999.10.09
東北弁で恐山を舞台に「マクベス」

霊場として知られるむつ市の恐山(おそれざん)で10月10日に、シェークスピア四大悲劇の一つ「マクベス」が野外上演される。東北弁でシェークスピア作品を演じている仙台市の劇団「シェイクスピア・カンパニー」(主宰・下館和巳東北学院大教授)が、舞台を覇権争いが続く11世紀の奥羽地方に置き換えて制作した。タイトルは「恐山の播部蘇(まくべす)」。11月からの本公演を前に、舞台設定にかかわり深い地で野外リハーサル公演として行う。

霊能者イタコの口寄せによって導かれるのは秋田城主清原播部蘇(マクベス)。鎮守府将軍藤原弾家(ダンカン)を暗殺し、次々とその手を血に染めていく。んだが、飛び交うせりふは仙台弁や南部弁。「おれは、おめば気にくわねんだっちゃ。」とか言うんだべか。

同劇団は平成4年の設立以来、「地域に根差したシェークスピア劇」を目指し「ロミオとジュリエット」など4作品を東北各地で上演してきた。(シェークスピア劇が地域に根ざすもんだろうか。ましてやロミジュリをや) 脚本、演出を手掛ける下館主宰は、今回の舞台について「マクベスが予言者から聞く言葉は自分の内なる声。イタコの世界に似たものを感じた。シェークスピアの魅力を、力のある東北弁で再現したい」と話す。


面白い試みだよねえ。翻訳劇とか、違和感しかない場合が多いもの。いままでもシェイクスピアものとかを翻案したものはあったけど、「イタコ」って発想は抜群だよ。昔のヨーロッパって、確かに東北の神話の世界とマッチする。こりゃ絶対面白いだろうなあ。
■今後の予定は以下の通り

11.27 秋田県小坂町の康楽館
12.10〜12 仙台市のエル・パーク仙台
来年8月 英国エディンバラ演劇祭

問い合わせ:劇団事務局022(223)4668

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