1999.09.12
談志、石原知事に「大衆芸能資料館」設立を訴える
テレビで談志と石原知事の会見の様子はやってたけど、東京新聞の取材によると、談志の思いは、ハンパじゃないようだ。こういうのが実現すると、次のステップに繋がるってもんだ。まがりなりにも文化人がトップのうちに、いろんなことが実現するといいなあ。
談志の構想はこうだ。落語の黄金期にファンが集めていた貴重なテープやプログラムが、そのファンが死んだりすると、どんどんゴミ扱いされてなくなってしまっている。事実、様々な資料が収集家の死とともに葬り去られている。そこをなんとかしたい、と。
これに対し、石原知事は「江戸東京博物館」を提案。あそこのどっかに場所を作ると。談志的にはそれでオッケーだ。イメージしているのは、耳と目で楽しめる「芸能博物館」。扱うジャンルは落語だけでなく歌舞伎、義太夫、講談、音曲、映画、新劇、色物、長唄、コメディー、常磐津など大衆芸能全般。ストリップも入る。それも、書籍やテープだけでなく、時代を映す寄席の出納帳やネタ帳、芸人が書き残した当時の世相やお客についてのメモなど、とにかく何でもありにしたいという。
とりあえず、なんでもいいから「オレんとこへ持ってきてくれ」だそうだ。
連絡、問い合わせは、立川企画=電03(3421)4321=へ。
参考:東京新聞・記事
|