現在、「笑点」を除けば東京の民放キー局の唯一の落語番組として唯一落語をきちんと聞かせてくれる番組、TBS「落語特選会」。同社が主催している「落語名人会」(国立小劇場)から選りすぐられた高座を月1回、放送してきたが、9月13日深夜の放送をもって、地上波での放送は終了となる。

TBSの方のお話によると、何より視聴率が取れない、とのことで、放送枠の明け渡しということになり、9月での打ち切りが決定したとのこと。完全な放送終了は免れたいと、10月以降はTBSのハイビジョン試験放送の枠での月1回の放映は決定したものの、詳細は現時点ではまだ未定。放送形態の変更により、落語好きの間ではパロディーになるほどおなじみだった、山本文郎さんと榎本滋民さんの解説もなくなりそうだ。

なお、「落語名人会」は今までどおり続けて開催される。