1999.07.26
全日空機ハイジャック事件で、残念がる男がひとり…
7月23日に起こった全日空機ハイジャック事件。
殉職された機長の冥福を祈るのはもちろんだが、ハイジャックされた同機に、フジテレビのワイドショー「とくダネ!」の緒方リポーターが乗り合わせ、迫真の機内レポートを送り出し、テレビ局をはしゃがせたのは記憶に新しい。そんな過剰なまでの報道の裏で、TV画面の前で残念がっている男がひとりいた。「乗り合わせたのが同じ番組の小田桐英裕レポーターだったら…」
小田桐レポーターとは、実は立川流二つ目の噺家、立川談生さん。彼のひいきのU氏は語る。
「いつも番組で家庭のもめ事ばかりを解決してるけど、それだけじゃないというのを示す格好のチャンスだったのに。それにしても、立川談志師匠の弟子ともあろう人が、こんな騒動に飛び込む格好のチャンスを逸してしまうとは・・・」
なお、事件当日、談生さん、もとい小田桐レポーターは残念ながら、取材で大阪に行っていたそうだ。
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