1999.07.03
8月、国立劇場(大劇場&小劇場)が「笑い」で熱い?!
みなさん、「町田康が作った国本武春の浪花節」「中島らもが書いた桂雀三郎の落語」「筒井康隆が笑福亭松之助/林家染丸/林家染二のために書いたお芝居(にわか)」と言ったら見に行きたくなるでしょう。特に関西人のあなた。
しかし、これはどういうわけか東京・国立劇場での公演なのです。
国立劇場が八月の特別企画公演として持ってきた上記三演目。会場は日頃格調高き「落語研究会」が行われている国立劇場小劇場。宣伝文句に曰く「現代文学と伝統芸能の火花散る出会い」。
いっぽう、お隣りの国立劇場大劇場も負けていられない、というわけでもないのでしょうが、春風亭小朝師がこちらで二度目の独演会を開きます。今回は「御宗家のお認めを頂き、ロック三味線家元六九家七右衛門襲名披露」(DMより)という謎の曰くつきの会。…何なんだ、家元てのは。
…で、大劇場・小劇場で笑った後には、裏にひっそりたたずむ国立演芸場のことも時には思い出してくださいね。けっこう力入った夏らしいプログラムです。
●国立劇場八月特別企画公演
「新しい伝統芸能−笑いの様式−」
8月27日(金) 19:00〜、28日(土) 17:00〜
問い合わせ 国立劇場 03-3265-7411(代)
http://www.nntt.fac.go.jp/ntj.html
(国立演芸場も電話番号&アドレスは共通です)
●第二回【春風亭小朝独演会 in 国立劇場】
〜家元 六九家七右衛門 襲名披露公演〜
8月 8日(日) 14:00〜、 18:00〜、
問い合わせ 春々堂 03-3464-0071
http://www.joa.co.jp/koasa/index.html
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