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1999.05.10
平田オリザ氏、週刊AERAの「現代の肖像」に登場!
劇作家・演出家であり、(劇団)青年団を率いる平田オリザ氏が、いま発売中の週刊誌AERA99.5.17号(発行:朝日新聞社)に大きく出ている。載っているのは「現代の肖像」のコーナー。毎週、現代を象徴するキーパーソンを紹介しているコーナーであり、登場する人物よりもライターの文章の方が面白い、との評もあるが(私が勝手に評しているだけです)、今回もまた・・・。
平田氏の両親のことや生い立ち、叔父である映画監督大林宣彦氏のことばなど、かなりいい文章。書いたのは金真須美氏(小説「メソッド」で第32回文芸賞優秀作受賞)。写真はいつものように・・・でも、年とらねえ顔だよねえ。
平田さんの特異性は、強い内面に反し、ぐにゅぐにゅのインターフェースを持つことだと思うけど、そこいらへんがかなりうまく表現されている。あと、「ソウル市民」関連の考察は、何度読んでも面白いよねえ。この芝居のエピソードって、かなり面白いんだ。「ソウル市民」だけで一冊書けるんじゃないかとも思うぐらいで・・・。
平田さんの「東京ノート」が去年のワールドカップの時に、日本代表としてフランスで上演されていたなんて知らなかった。でも、フランス人とアメリカ人には通じないだろなあ。北欧なら・・・とか。
2000年、フランスで現地の役者を演出しての平田作品の上演がある。
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