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1999.05.08
快楽亭ブラック・立川志らく、シャレにならない対立激化!?
落語立川流の中でそれぞれ映画好きとして知られる快楽亭ブラックと立川志らくの対立がシャレにならなくなってきた…かもしれない。
雑誌「キネマ旬報」にエッセイを連載するほどの映画好きが高じ、初監督作品「異常暮色」を完成させた志らくだが、この作品について日本映画を偏愛する兄弟子のブラックが「映像という名の拷問」「わが生涯のワースト1」と大酷評。志らくと落語雑誌で映画論を戦わせたり、ブラックが独演会で志らく一門をモデルに落語「志らく寝床」を発表する、など、事態は基本的に邪道・ブラックのいちびりモードで推移してきた。このたびブラックの単行本「日本映画に愛の鞭とロウソクを」(イーハトーヴ出版)出版記念の落語会でふたりの共演が企画され、観客は期待したが、本の内容を知った純情・志らくは大激怒、直前に出演をキャンセル。ブラック曰く「今度楽屋で会ったら俺どんな顔すればいいんだ」。
ブラックに「今年のワースト作品」と公開前に予言されてしまった志らく監督作品第二作「死神パラダイス」公開で事態がどう推移するか、無責任に楽しみである。
志らく作品情報
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