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2006.12.29
入場率9割超の京都劇場

京都駅ビルにある京都劇場は、1997年にシアター1200として京都駅ビル開発(下京区)がオープンさせたが、不調だったためリニュアルを余儀なくされた。2001年にJR西日本が約10億円をかけ音響設備や座席などを改装。さらに、2002年元日からは劇団四季の専用劇場として再スタート。名前を「京都劇場」と変更した。「四季の専用」には反対意見もあったが、今年までに12作品を公演し、今年年末までで入場者は延べ123万人に達する見込みとなった。京都初のロングラン公演を実施するなど入場率が平均9割を超し、「興行が難しい」とされる京都にもかかわらず好調を維持しているという。

入場率は80−85%が営業成功の目安とされているという。京都劇場は全12公演の平均が93・1%と高水準を維持している。最も高かったのは02年1月−03年3月までのロングラン公演となった「オペラ座の怪人」で98・7%、最低でも今年5−8月の「夢から醒(さ)めた夢」の84・2%だった。

京都劇場


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