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2006.10.22
ミュージカルの観客は急増中だと!

フジテレビの事業局では昨年と今年で再演を含めミュージカル10作品を企画・上演してきた。昨年は専門誌「ミュージカル」年間ベストテンで同事業局の作品が1位(「プロデューサーズ」)、3位(「ボーイ・フロム・オズ」)、5位(「ネバ・ゴナ・ダンス」)に選ばれている。担当の松野博文さんは「ミュージカルの観客は急増している。」と、今後も上演作品を増やす考えだという。

朝日新聞10月21日夕刊の文化面連載「プロデューサーズ」はフジテレビ事業局ミュージカル担当の松野博文さんにインタビューしている。年に2度、ブロードウェーかロンドンに行き、上演権の獲得もしてくるという。他の招聘団体と違い、現地での評価を無視して日本のニーズに合わせて選ぶのだとか。日本に主要キャストの適役がいることが重要としている。

演劇の低迷が言われているが、ミュージカルや歌舞伎、あるいはアイドルを使ったエンタメ系舞台は動員を増やしている。特にミュージカルは、海外オリジナルの招聘や、日本版の作成、日本オリジナルミュージカルなど、様々な試みが増えており、隆盛を誇っている。「演劇=ミュージカル」と考える一般の人も多い。かつて「筋肉演劇」が「マッスルミュージカル」と訳されたとき、「演劇とミュージカルは同じじゃないだろ?」とむっとしたが、現実は先を行っているようだ。きっと「演劇」の観客は急増中!と考えてる人もいるのだろう・・・。


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