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2006.10.21
朝日が「演劇ワークショップ」を取材

朝日新聞10月19日(木)の夕刊マリオンに「演劇ワークショップ」の取材レポートが掲載された。朝日新聞マリオンは文化情報を紹介するコーナー。連載「楽しみ学 ことはじめ」に「演劇ワークショップ」が採り上げられたのだ。

訪れたのは週刊SP企画室でも一度特集した世田谷パブリックシアターの演劇ワークショップ「デイ・イン・ザ・シアター」。そのコンセプトは「演劇を使って遊んでみませんか?」というもの。朝日の記者は、そこでの「出会い」を中心に記事をまとめていた。

企画室でもレポートしたが、「演劇ワークショップ」と「演劇のワークショップ」は全くの別物。「演劇のワークショップ」は俳優のための稽古・スキルアップが目的だが、「演劇ワークショップ」はコミュニケーションや参加型エンタテインメントとして、その場だけで完結している。よって一般の人のストレス解消だったり、その場の楽しさが目的だったりしている。朝日のレポートでは、91歳の女性が「かつてミュージカル女優にあこがれていた」ので参加したのだとか・・・素晴らしい!

「演劇」を道具として新しいエンタテインメントを生み出している世田谷パブリックシアターの「演劇ワークショップ」のクオリティは高い。その場に集まった見ず知らずの他人同士が、ほんの30分で旧知の仲のようになり、一生懸命「シーン作り」に取り組む。「演劇」が媒介になり、コミュニケーションを深化させているのだろう。もっともっと多くのメディアに採り上げられることを期待したい。

朝日マリオン・コム「楽しみ学 ことはじめ」演劇ワークショップ

週刊SP企画室「世田谷パブリックシアター演劇ワークショップ」


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