2006.10.17
天満天神繁昌亭、満席続く
上方落語の寄席として復活した大阪・天神橋の「天満天神繁昌亭(はんじょうてい)」がオープンから15日で1か月経過したが、連日満席が続いている。
1日3回すべてが盛況だったこけら落とし公演後、1日2回となった先月25日からの通常公演。昼席は満席が続き、夜席も独演会などが人気で、観客は延べ1万5000人を突破。初めて落語を生で見る人の姿が目立ち、金沢、三重などから20の団体客も訪れた。小学生が体験学習に訪れたり、地元商店街に他都市から視察が来たりと、新たな動きが出始めているという。
席亭の岩本靖夫さんは「念願の寄席に対する市民の期待感が盛況につながっているようで、大阪の『小さな名所』になりつつある。今後も知恵を絞って、お客さんを引き寄せたい」と。
(2006年10月14日 読売新聞)
天満天神繁昌亭
週刊SP:2006.9.13■落語定席「天満天神繁昌亭」15日オープン
週刊StagePower / ニュース募集
|