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2006.10.10
「人形劇ギルド」は新しい流通形態か?

2000年にメジャーデビューしたトイズファクトリー所属のバンド「BUMP OF CHICKEN」のニューリリーズ作品はDVD「人形劇ギルド」だ。シングルでもアルバムでもなく、24分間の映像作品で、「人形劇」だ。9月20日発売。初の「オリジナル無声映像作品」(セリフがなく、人形アニメに文字とBGMをつけた作品のことらしい)。オリコン「DVD音楽部門」週間チャートで10月2日付初登場1位(10/9付2位、10/16付5位)を記録。人形劇の映像作品が、ヒットした・・・。

この作品は前作アルバム『ユグドラシル』収録曲の「ギルド」に着想を得た人形劇。BUMP OF CHICKENの中心メンバー藤原基央の原作・脚本で、監督はBUMP OF CHICKENのプロモーションビデオの演出を担当している番場秀一。劇中のBGMは藤原基央が作曲し、BUMP OF CHICKENが演奏している。また、劇中のキャラクター設定、台詞の内容、入れ方まで全てにクリエイター藤原基央の意思が通った作品となっている。

この作品は、ジャンルとしては「音楽DVD」であるが、見方を変えれば人形アニメの映像作品であり、ストーリーとキャラクターがメインで、音楽はBGMである。音楽流通網に乗り、人形劇作品が販売され、大ヒットしたということ。BUMP OF CHICKENの世界を表現するためには生身の俳優ではダメだったのだろうが、可能性として生身の俳優を使った「オリジナル無声演劇作品」がクオリティの高い音楽作品と供に流通網に乗ることもありえるのだろう。映画じゃなくて演劇。次なる展開に期待したい。

BUMP OF CHICKEN


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