2006.9.16
キラリ☆ふじみ次期芸術監督に生田萬氏
埼玉県富士見市の富士見市民文化会館キラリ☆ふじみが退任した芸術監督平田オリザ氏の後任を一般公募していた件だが、なんと生田萬氏が後任に決定した。一般の若い方に引き継がれるのかと思っていたが、大物演出家の登場である。驚きの結果であり、今後へも期待できるものだ。
当サイトの2006年6月15日配信ニュースでも伝えたが、キラリ☆ふじみは開館5周年を迎え、平田氏の勇退後の芸術監督を一般公募していた。会館自主事業の選定や広報・アウトリーチに関する大きな権限を持つ本格的な芸術監督である。はたして、どの程度の応募があるのか不安視していたものだが、80年代演劇ブームの先駆者であり、現在もテレビで活躍する女優の銀粉蝶や片桐はいりらと劇団「ブリキの自発団」で活躍していた(主宰)生田萬氏の応募があり、芸術監督の仕事に対する情熱も充分ということで、選考委員の満場一致で決定したという。
初の「芸術監督一般公募」という試みは、申し分のない結果になったと言えよう。生田氏はさいたま市在住。
キラリ☆ふじみ「新しい芸術監督が決まりました」
週刊SP:2006.6.15■きらり☆ふじみが芸術監督を一般公募
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