2006.9.5
新潟市が野田秀樹に安吾賞!
新潟市は4日、同市出身の作家坂口安吾の生誕100年を記念して今年創設した「安吾賞」を、劇作家や演出家などとして活躍する野田秀樹に贈ると発表した。めでたいのかどうか、よくわからない。
市は約100人の候補者から野田を選んだ理由を「野田さんが自分は坂口安吾の生まれ変わりと公言してはばからないため」と説明。「あげる意欲ともらう意欲が一致しないといけない」と笑いを誘った。安吾賞には300万円が贈られる。やっぱりめでたい。
ちなみに野田秀樹が劇団夢の遊眠社時代に作った芝居「贋作・桜の森の満開の下」(1989年初演)は坂口安吾の「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」を下敷きにしている。
新潟市「坂口安吾」
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