テレビ朝日系ニュース番組「ANNスーパーＪチャンネル」（毎日夕方放送）が7月22日（土）の17時半から伝えたところによると、劇団四季には中国・韓国籍の俳優が100人も在籍しているという。

ニュースでは四季を特集していた。最近の四季関連のニュースと言えば「韓国進出で地元韓国ミュージカル界と大論争」と「巨大稽古場の四季芸術センターが完成」の二つであるが、この日の特集では、四季所属の俳優800人のうち韓国人が66人、中国人が30人もいると紹介した。浅利慶太代表のインタビューでは、「韓国や中国で、彼らに母国語で公演させてあげたいんだよ」と。やはり韓国で「文化侵略」と問題になっていることへの配慮だろうか。

それにしても、韓国での「ライオンキング」公演の論争が紹介されてはいるが、四季所属の韓国人俳優による韓国語公演である、という点はあまり採り上げられない。これはとても重要な点だと思うのだが、どうだろうか。

ということで、日本を制覇した劇団四季の、次の戦略がそんなことになってるとは思いもしなかった・・・。恐るべし！

劇団四季