2006.7.19
ケラが日本映画エンジェル大賞入選
角川出版が日本映画の企画に対して年2回贈る「日本映画エンジェル大賞」の2006年上期(第7回)入選作5本が発表になった。その中にナイロン 100℃主宰のケラリーノ・サンドロヴィッチ氏が含まれている。今後、脚本・配役プラン等が準備されてから、正式にエンジェル大賞が選ばれる。選ばれたのは青木英美、出馬康成、大沼睦美、マツムラケンゾー、ケラリーノ・サンドロヴィッチの5名。各人、賞金50万円を手にした。この後、最大250万円の企画開発費(大賞の場合は500万円)の出資を受け、映画の製作実現に向けて動き出す。
この賞からはこれまでに「カナリア」「リンダリンダリンダ」「カーテンコール」が製作されている。また、2005年下期(前回)の大賞は柿本秀二の「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」(本谷有希子原作)、その前の2005年上期(第5回)は深作健太「エルの乱(仮題)」が入選し、2004年下期(第3回)は森岡利行(劇団ストレイドッグ主宰)の「路地裏の優しい猫」が大賞となっている。
知らなかったが、かなり注目の賞だと思う!
ちなみに、ケラさんの企画「彼女の一番長い日」より、その略歴が・・・「演劇界のトップランナー」ってこの4人かああああ、クドカン出世したなあ。
略歴:
三谷幸喜、松尾スズキ、宮藤官九郎と並ぶ、演劇界のトップランナー。劇団「ナイロン100℃」主宰。ユニークな笑いのセンスと人間に対する深い洞察力で多くの観客を魅了し続けている。幼い頃から映画が好きで、高校卒業後、日本映画学校に進む。2003年、1980年の年末を舞台に三姉妹の青春を描いた『1980』で商業映画監督デビュー。
日本映画エンジェル大賞
週刊StagePower ニュース募集
|