2006.6.3
裏方オールスターで日本オペラ伊上陸
日本人スタッフのオールスターキャストによるオペラが「オペラ発祥の地」イタリアで上演される。日本のオペラが上演されるのは初だそうだ。ことし8月3日と9日のプッチーニフェスティバルにて。
上演されるのは、2004年に東京で初演され絶賛された(とされている)「Jr.バタフライ」で、プッチーニの「マダム・バタフライ(蝶々夫人)」の続編に当たるという作品。そのスタッフがすごい。
作曲は三枝成彰、台本は作家・島田雅彦で、演出も島田雅彦が務める。衣装はコシノ・ジュンコ、舞台美術が松井るみ、指揮が大友直人、主役にテノールの佐野成宏、ソプラノの佐藤しのぶ・・・メンバーもすごいが、ここに松井るみを配したセンスを賞賛したい。
記者会見した三枝さんは「イタリア人は、日本人がオペラを作れるとは思っていなかったようなので、成功させたい」と。
初演のときの演出はダニエル・アバド氏。演出を代えるあたりが・・・。あと、初演時の美術のクレジットが見当たらないのだが・・・松井さんだったのだろうか?
「ジュニア・バタフライ」(初演)公演情報
タマキのナンヤラカンヤラ(4/10参照)=よくわかる解説!?
(辛口スポーツジャーナリスト玉木正之氏ブログ)
週刊StagePower ニュース募集
|