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2006.5.27
ついに劇場に指定管理者制度が!

最近、指定管理者制度の実際の運用が始まり、さまざまに注目されている。当初は、スポーツ施設や福祉施設やコミュニティ施設などが中心であり、スポーツ団体や福祉団体が多く採用されていた。一部の施設で民間企業である外食企業や書店企業の参加が話題となった。劇団が稽古で使う区民センターの会議室なども、指定管理者が扱うようになり、今後の変化が期待されていた。なんせ、劇団の利用は問題となることが多く、トラブルを避けたがる区の職員のおやじとかは「敵」だったのだから。これが民間となると、利用する側は「お客」として扱ってくれるわけで・・・。

そんな中、ずっと考えていたのは、公共の劇場の運営に「劇団」が関われないか、ということ。自分とこの劇場を運営している劇団は多いわけで、そのノウハウを劇場運営に利用できるだろう。しかし、劇場・ホールの指定管理者公募はそれほど多くないのが現状だった。

東京都杉並区は、老朽化した高円寺会館を建て替え、2009年オープン予定の区立杉並芸術会館の管理運営を指定管理者制度で募集していたが、4月の第一次審査で残った3団体の中から、5月25日にNPO法人「劇場創造ネットワーク」を選んだ。(ちなみに残りの二つは「株式会社コングレ」と「株式会社シグマコミュニケーションズ」) 今後、この結果が議会に提出され、順当に行けば承認される予定。

このNPO法人劇場創造ネットワークは、杉並区在住の劇作家である斎藤憐、別役実、鴻上尚史、坂手洋二、マキノノゾミ、鈴木聡らが作った団体。昨年設立された。演劇の専門家として蓄積した知識や技術を社会の中で活用することを目的としている。第一次審査に応募したのは9組。

ちなみに杉並芸術会館は三つのホールを備える。運営方針をまとめた提案書には、国内外の戯曲上演や、地域団体との協力、ワークショップなどの教育事業、全国の劇場や大学との連携、スタッフ育成、資料館などが盛り込まれているという。

一次審査結果発表
杉並区立杉並芸術会館指定管理者公募第2次審査(最終審査)結果について


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