2006.5.18
松尾スズキ「まとまったお金の唄」刊
最近は新作戯曲の単行本発売はなかなか実現しないとも言われているが、さすが岸田戯曲賞の白水社、大人計画公演中の舞台「まとまったお金の唄」の戯曲本を公演真っ最中に発売した。
舞台「まとまったお金の唄」は2006年5月4日〜28日に下北沢本多劇場で公演中。作・演出は松尾スズキ。で、この松尾スズキの戯曲が白水社より発売されてた。公演後に本になるのも少ないのに、さすが松尾スズキだけのことはある。公演中に「書き下ろし」として発刊だ。
太陽の塔から落っこちて、お父ちゃんが死んで…。1970年代の大阪を舞台に、母娘3代、「お金に泣かされっぱなし」な家族の物語。大人計画の公演用に書き下ろされた戯曲。
「まとまったお金の唄」
松尾スズキ/著
出版社名 白水社
(ISBN:4-560-02693-9)
発行 2006年05月
価格 1,890円(税込)
松尾スズキのずるずる日記「ドブロクの唄」
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