テレビ朝日系列で４月１４日（金）から放送になるドラマ「てるてるあした」の脚本はキャラメルボックスの成井豊＆真柴あずきのコンビだ。

このドラマは、昨年４月期に放送された「雨と夢のあとに」のスタッフ＆キャストが再結集して制作されるもの。「雨と夢のあとに」は原作が柳美里で、脚本は成井豊＆真柴あずき。好評だったらしい。そこで、同じスタッフとキャストが集まり、原作を新たに人気作家・加納朋子さんの小説「ささらさや」「てるてるあした」（ともに幻冬舎刊）として制作する。主な出演者も前と同じで、黒川智花、木村多江、ブラザートムなど。

最近のドラマ脚本は、ＮＨＫ大河ドラマが３年連続で演劇人を起用するなど、演劇畑の作家の登用は珍しくなくなっている。最近でも、浦沢直樹原作の「Happy!」が土田英生（劇団ＭＯＮＯ）、18日放送の実写ドラマ「ちびまる子ちゃん」が樫田正剛（劇団方南ぐみ）などがある。（そういえばフジテレビ「アンフェア」の原作小説は秦建日子の「推理小説」でしたね）

「てるてるあした」は話題になった「時効警察」の後番組。その意味でも興味深いが、前作が好評だったのでキャスト＆スタッフが再結集するというのも期待大だ。もっとも、「高い評価」という場合、原作が良かったのか、演出が良かったのか、脚本が良かったのか、役者が良かったのか、あいまいなのでいまいち信用できない部分もある。はたして、今回は・・・？

テレビ朝日「てるてるあした」
テレビ朝日「雨と夢のあとに」